会長挨拶
日本ウォータジェット学会会長 清水 誠二
(日本大学工学部機械工学科 教授)
一般社団法人日本ウォータージェット学会は日本ウォータージェット技術研究会として1983年に創設以来,大学や公的研究機関,ウォータージェット機器の製造あるいはウォータージェット技術を利用している企業などの技術者・研究者の皆様に,会誌の刊行,年次技術報告会や各種見学会・委員会活動などを通じて,情報や意見を交換する場を提供してまいりました.本学会の活動は国内だけに留まりません.1988年にBHRA(British Hydraulic Research Association,現在のBHR Group)の主催する国際会議が仙台で行われた際には,本学会がその実施を引き受けました.この他,1987年以降には中国,シンガポール,台湾,日本,インド,オーストラリア,韓国などの環太平洋地域を開催地として2年ないし3年間隔で開催されている「環太平洋地域ウォータージェット技術国際会議」は,本学会がその開催を主導してきています.このような本学会の活動は世界的にも高く評価されています.
ウォータージェット技術は,環境に与える負荷が小さな加工方法として近年ますます注目されています.持続可能で,健康な生活を保障する社会を実現するための基盤的技術としてウォータージェット技術が果たすべき役割は,広がりこそすれ縮小することはありません.日本ウォータージェット学会は,「噴流工学」の刊行,見学会や講演会の開催,さらには各種委員会活動などを活発に行うことで,ウォータージェット技術の発展と普及に努めてまいります.会員諸氏のさらなるご協力をお願い申し上げますとともに,ウォータージェット技術に関心をもたれるすべての方に,本学会へ入会されることをお勧め申し上げます.